HOWTO RASPI

HowTo Raspberry Pi

Raspberry Piとは

Raspberry Piとは

センサーデバイスの入門や試作開発や検証等における技術的閾値を大幅に下げたワンボードマイコン(OBM)の登場後に
イギリスのラズベリーパイ財団にて安価な教育用としてリリースされたシングルボードコンピュータ(SBC)が「Raspberry Pi」
個人/法人/国問わず多くの業種での研究試作開発や組込み製品として利用されています。

IoTにおけるRaspberry Piの位置付け

IoTにおけるRaspberry Piの位置付け

Raspberry Piと他マイコンとの比較

Raspberry Piと他マイコンとの比較
  • エッジコンピュータとしての活用が可能
  • センサーモジュールとして各種センサーと直結可能
  • Web・スタンドアロンアプリを実装可能

Raspberry Pi代表型式一覧

モデル Pi 3 MODEL B+ Pi ZERO W
メモリー 1GB 512MB
CPU 1.4GHz 1GHz
USBポート 4 1(micro)
有線LAN ギガビット対応 ×
無線LAN IEEE 802.11 2.4GHz and 5GHz b/g/n/ac IEEE 802.11 2.4GHz b/g/n
GPIO 40ピン 40ピン
ストレージ microSD microSD
大きさ 名刺サイズ フリスクサイズ
電源(DC5V) 2.5A 1.2A
PoE ×
BLE 4.2対応 ×
Raspberry Piラズパイで検証してみた事
ケース1
モバイルバッテリー式無線暗視カメラ制作

【試験用途】
Raspberry Piが未だ世間に浸透する前であった当時、安価でカスタマイズ可能なカメラシステム構築を目的として試作機を制作。暗闇でも撮影可能とするべく多数の赤外線LEDを追加/検証を実施。

【主なハードウェア】
・Raspberry Pi 1 
・カメラモジュール(赤外線LED追加)
・モバイルバッテリー
・USBアダプタ(Wifi)

【主な開発ソフトウェア】
・動画撮影 / 物体検知メール発報SW作成(Python)

ケース2
粉塵・流速・カメラ監視機器制作

【試験用途】
粉塵除去作業におけるリアルタイムセンシング(粉塵濃度と風速を計測/監視)と故意に送排風機設備の移動を監視する目的とした試作機器を制作。監視機器のベースはRaspberry Piを採用し関連センサーおよびカメラモジュールを同機器へ連結し仕組みを実現。

【主なハードウェア】
・Raspberry Pi 1
・光電センサ
・カメラモジュール
・ADCチップ
・USB型モバイルルータ
・鉛蓄電池

【主な開発ソフトウェア】
・データ収集蓄積監視SW(Python+MYSQL)
・グラフ/カメラ画像参照SW(PHP・Apache)

ケース3
画像(写真)の数値解析変換機器制作

【試験用途】
各種表示器(計測値を7セグ表示器へ数値表示する機器)の表示値をカメラ撮影し画像⇒数値解析ソフトウェアにより電子データへ変換。

【主なハードウェア】
・Raspberry Pi 2/3
・カメラモジュール(専用カメラ or 市販カメラ)

【主な開発ソフトウェア】
・数値解析ソフトウェア

ケース4
物体解析(ヒト・モノ・表情等)機器

【試験用途】
ヒトの作業効率を把握する為の動線解析を画像解析技術を応用して検証。ヒトとモノの差を判断したり、物体解析として各種設備計測器の計測値を示すアナログ針の位置を解析する等の試験を実施。

【主なハードウェア】
・Raspberry Pi 3 / ZERO
・カメラモジュール

【主な開発ソフトウェア】
・物体抽出解析ソフトウェア

PAGE TOP