農林水産分野
農林水産事業において生産～加工～販売までを一貫して行う事を俗に「6次産業化（1次×2次×3次＝6次の意味）」という表現が用いられるが、各事業間での連携についてはまだまだ未開拓という印象があり効果的な事業革新にまでは至っていないのが現状ではないでしょうか。 弊社では各分野でご提案させて頂いている遠隔監視/IoT技術を使って業務効率化やサービス向上等システム側面からのアプローチが可能です。
農林水産業における6次産業とは
果樹成長過程遠隔監視機器
ICT遠隔監視
長崎特産のビワ果実は、ある程度成長した段階で果実袋を被せ害虫がつかない対策を施すが、これにより熟した状態を目視するには袋の中を覗く手間が発生する。 同機器は試験的な要素での導入となったが、小型カメラモジュールを用いて果実袋毎にこのモジュールを設置しスマートフォン等の携帯端末にてリアルタイムに袋中のビワ果実状態を目視できる様にし且つシャッター機能にて画像として保存する仕組みも実装。
ビニールハウス遠隔監視システム
センサーからの取得値を蓄積してHP(スマホ)等で常時公開する
同ハウスでの栽培状況を販売店(道の駅)で動画として提供
委託栽培でのオーナー所有の苗育成状態を遠隔閲覧
水産物保冷設備遠隔監視制御システム
設備リモート監視制御
漁協/水産業者/スーパーチェーン店等での利用を目的とした小型シャーベット製氷設備へ遠隔監視制御可能な仕組みを実装しメンテナンスコスト削減を実現。塩分濃度の計測値に対する製氷タンク設定温度の調整を遠隔確認～設定変更が可能。課金管理の仕組みについては供用利用時の製氷使用量に対する金額(請求データ)を作成。
